うつ病、双極性感情障害を抱えたけんけんのFedora、FreeBSD勉強日記。
Linux、Unixのデスクトップ用途として使う秘訣お教えします。
 since 2006年2月16日(木)

Fedora Core

Fedora 33リリースと新機能について

まえがき

Fedora 33が2020年10月27日(火)にリリースされました。本当は、もっと早く書きたかったのですが、以下にFedora 33の新機能について、キーワードだけ載せておきます。また、参考リンクを載せておきますので詳しいことはそちらで参照して下さい。

GNOME 3.38

Workstation版では、GNOME 3.38がリリースが採用されています。GNOME 3.38の新機能はまた追って書きたいところですが、電源オフ/再起動/ログアウトのクリック数が減った、初めてログインした時に表示されるツアーがリデザインされた、アプリビューの並び替えがスムーズになり、画面録画の改善されたなどです。ペアレンタル・コントロールが追加されているはずですが、設定のユーザーの項目には見当たりません。リリースノートなどにはのっていますが、現在のところ実装されてなさそうです。

Btrfs as the default filesystem

デフォルトファイルシステムがext4からBtrfsになりました。新しいファイルシステムですが、かなりの年月開発されてますし、そろそろ使っても良い頃でしょう。

デフォルトエディタにnano

デフォルトエディタがViからnanoに変更されました。Viは慣れるまで大変なのでユーザーフレンドリーなnanoを採用されたというわけです。viのままのにしたい場合は、.bashrcか.bash_profileに

export EDITOR="vi"
かvimなら
export EDITOR="vim"

と書いておいて下さい。主にCUIで使われる環境変数EDITORですので、geditなどは指定しないようにしてください。詳しくは を参照のこと。

swap on zram

zram採用です。詳しい事は検索してほしいですが、圧縮されたRAMディスクについての機能です。デフォルトでONになっているので、恩恵を預かれる環境はかなりあると思います。

systemd-resolve

アニメーション付きの背景

RPMのデータベースをBerkeley DBから新しくSqliteフォーマットへ変更

強い暗号設定:phase2

レガシー暗号化技術のプロトコル(TLS 1.0と TLS 1.1)Diffie-Hellman key とSHA-1 hashをさらに無効化。

ARM AArch64

in Fedora KDE enabled the EarlyOOM

プログラミング言語

  • Binutils 2.34
  • Boost 1.73
  • glibc 2.32
  • Golang 1.15
  • java-11-openjdk(java-1.8.0-openjdkからのアップグレード)
  • libdbを廃止予定
  • LLVM 11
  • GNU Make 4.3
  • Node.js 14.x
  • Perl 5.32
  • Python 3.9
    • Python2.6リタイア
    • Python 3.4リタイア
  • RPM 4.16
  • Ruby 6.0
  • Stratis 2.1.0

参考文献

Fedora Magazineの記事

実装されてない機能もあるかもしれないが、一次ソースはこちらが一番詳しい。

GihyoさんFedora 33記事

GihyoさんGNOME 3.38記事



Fedora 33リリース!デフォルトエディタはnanoに変更だけど、Vi(Vim)に指定する方法は?

前置き

Fedora 33が10月27日(火)にリリースされました。Ubuntuに遅れること数日で、UbuntuではなくFedoraを選ぶ方が少しでもいたら良いなあ。

viへの変更方法

Fedora 33の新機能を紹介したいですが、この記事ではまずはデフォルトエディタがnanoに変更されています。そのデフォルトエディタをnanoから従来のVi(Vim)に戻す方法を書いておきます。.bashrcか.bash_profileに

export EDITOR="/usr/bin/vi"

Vimに設定するなら、

export EDITOR="/usr/bin/vim"

と書いておけばOKです。

解説

この方法の解説を少しすると、EDITORは環境変数でデフォルトエディタ用の変数です。vi以外のエディタを指定することも出来ますが、GeditなどのGUIにするとCUI画面で使えなくなることがあるので指定しない方が良いでしょう。EDITORをセットするとgit commitした時やvisudoした時に編集するエディタが自動で起動出来るようになります。

nanoに指定している仕組み

デフォルトエディタをnanoに指定している仕組みを探ります。Fedora公式のFedora wikiでのFedora33新機能の Make nano the default editor - fedora wikiに書いてありますが、nano-default-editorパッケージをFedora33のインストール時にインストールする事で実装しています。

このパッケージの中身を

rpm -ql nano-default-editor

してファイルリストを見てみると、

/etc/profile.d
/etc/profile.d/nano-default-editor.csh
/etc/profile.d/nano-default-editor.sh
/usr/share/fish/vendor_conf.d
/usr/share/fish/vendor_conf.d/nano-default-editor.fish

と表示され、/etc/profile.dにsh用とcsh用のファイルがあり、/usr/share/fish/vendor_conf.dにfish用の設定があります。Fedoraデフォルトで特に設定していなければ、CUIのシェルはbashでshファイルが適応されます。GNOME端末やコンソールなどのCUIでは、bashは.bash_profileと.bashrcなどがbashの個人設定ファイルとして読まれますが、これらの前に/etc/profile.d/以下が読まれるようになっています。そして、このnano-default-editor.shのファイルの中に以下のように書かれています。

# Ensure GNU nano is set as EDITOR if it isn't already set

if [ -z "$EDITOR" ]; then
        export EDITOR="/usr/bin/nano"
fi

#で始まる行はコメントで無視される行で、if...fiで囲まれるているところで環境変数EDITORが何も設定されていなければ、nanoに設定すると書かれています。単純な仕組みですね。この仕組みなので、viにしたければ.bash_profileか.bashrcにexport EDITOR=viにすればいいですよと上記で書きました。

終わりに

本当はFedora33の新機能たっぷり書くはずでしたが、割と重大な変更と思い、ひとまずはデフォルトエディタについて書かせていただきました。viよりもnanoのがユーザーフレンドリーなのでという変更点なはずですが、nanoも難しいんですよね。microの方がWindowsのショートカットキーに似ているので、こちらの方が良いような気もします。

Fedora 33 Betaリリース!!

Fedora 33 Betaリリースされました。

f33-beta-user-name


f33-beta-desktop



 予定より1週間遅れましたが、9月に間に合いましたね。GNOME 3.38が9月16日(水)にリリースされたので、恐らくローリングリリースなディストリを除けば、Fedoraは3.38が同梱される最速のディストリになるかと思います。また、GNOME 3.38が同梱されるUbuntu 20.10 Betaは10月1日(木)です。
 Fedora 33の新機能はかなり盛りだくさんですが、特に大幅な変更はデフォルトのファイルフォーマットがExt4からBtrfsに変更されることでしょう。Fedora 32から33へアップグレードする際は、Btrfs自動で変換されるわけではなく、現在のフォーマットのままとなります。アップグレードであっても、Ext4からBtrfsに変換出来るツールはあるようですが、バックアップを取ってから。

f33-beta-install-diskpartition-btrfs-root


 また、現在のFedora 32を消してクリーンインストールする場合は、当然自分でパーティションを切らず自動に任せた場合はBtrfsになります。もちろん、手動であればExt4を選ぶことも出来ます。その際、フォーマットはExt4とは表示していなくて、標準パーティションと書かれています。


f33-beta-install-diskpartition-boot-efi

 クリーンインストールは当然の事ながら、データは削除されるのでバックアップをしておいて下さい。
データの管理の仕方は人それぞれだと思いますが、/homeと/etcは要バックアップです。
 最後に一番大事なことはBetaなので本番環境のPCには慎重に。サブPCや仮想化で試す程度にしておいて下さい。

 Fedora 33正式リリースの予定は10月末頃です。Fedora 33 Schedule: All

GNOMEリモートデスクトップが真っ暗【解決】

 Fedora32のGNOMEのリモートデスクトップ(画面共有)がうまく機能していません。 Fedoraが起動して初回時はちゃんとGNOMEの画面表示操作が出来ますが、クライアント側から一度切ってしまうと下図のように真っ暗になります。

iPhoneからベッドで寝転がってLinux操作できて便利だったんですが、残念ですね。解決策がないか色々探してみましたがなさそうなので、アップデート待ちです

パッケージはgnome-remote-desktopなのでこいつがアップデートされる事を祈ります!と記事を書く時間が取れずでしたが、昨日(2020年6月6日(土)のアップデートによりリモートデスクトップが出来るようになりました。ホッ。アップデートが来ない間は、x11vncで凌いでいました。気になる方はX11vnc -Arch Wikiを参考にしてください。現在GNOMEのリモートデスクトップでリモートしてて困るのはマルチモニタディスプレイにしていると、VNCクライアントにサブモニタが表示されません。サブモニタで表示させているアプリは、VNCクライアントのメインモニタには表示されないのでアプリをサブモニタからメインモニタへ移動させることも出来ません。せっかく更新来てくれたのですが、やっぱりx11vncのが良いですね…

IMG_3933

grub2-mkconfigが時間が掛かる遅い【解決済み】

前置き

新コロナ対策での自粛要請が各地で解除されてホッとしています。気温もかなり高くなってきましたし、マスクで息苦しいし、水分や休憩をしっかり取らないとな感じですね。

環境

どこが原因かよくわかりませんが、気になるのはストレージで、M.2 SSDを使っていてWindowsとFedoraをデュアルブートしています。

grub2-mkconfigの状況

PCの構成がある程度環境が限られていると思われますが、grub2-mkconfigを実行した時にgrub.cfgの生成時間がめちゃくちゃ長いです。大体8分以上掛かります。以下が実行結果。

$ time sudo grub2-mkconfig -o /boot/efi/EFI/fedora/grub.cfg

Generating grub configuration file ...
File descriptor 3 (pipe:[1099980]) leaked on vgs invocation. Parent PID 37794: grub2-probe
File descriptor 9 (pipe:[1070056]) leaked on vgs invocation. Parent PID 37794: grub2-probe
File descriptor 3 (pipe:[1099980]) leaked on vgs invocation. Parent PID 37794: grub2-probe
File descriptor 9 (pipe:[1070056]) leaked on vgs invocation. Parent PID 37794: grub2-probe
File descriptor 3 (pipe:[1099980]) leaked on vgs invocation. Parent PID 38312: grub2-probe
File descriptor 9 (pipe:[1070056]) leaked on vgs invocation. Parent PID 38312: grub2-probe
File descriptor 3 (pipe:[1099980]) leaked on vgs invocation. Parent PID 38312: grub2-probe
File descriptor 9 (pipe:[1070056]) leaked on vgs invocation. Parent PID 38312: grub2-probe
Found Windows Boot Manager on /dev/nvme0n1p2@/efi/Microsoft/Boot/bootmgfw.efi
Found Fedora 30 (Workstation Edition) on /dev/mapper/fedora-root
Adding boot menu entry for EFI firmware configuration
done

real	8m56.387s
user	0m7.064s
sys	0m5.722s

File descriptorが出てるし、時間が8分以上。

解決方法

あまりスマートな方法ではないのですが、解決方法をば。時間が掛かる根本としてはgrub2-mountのせいなようです。なので結構強引なのですが以下のようにします。

sudo mv /usr/bin/grub2-mount /usr/bin/grub2-mount.orig
sudo ln -s /bin/mount /usr/bin/grub2-mount

とします。grub2-mountをリネームしてmountコマンドにシンボリックリンクさせてるだけです。grub2関連のアップデートが来たらまたやり直す必要があるので注意してください。

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