うつ病、双極性感情障害を抱えたけんけんのFedora、FreeBSD勉強日記。
Linux、Unixのデスクトップ用途として使う秘訣お教えします。
 since 2006年2月16日(木)

Fedora Core

[検証済み]次世代GNOMEのGNOME 40を先取りしよう!!

はじめに

GNOME 40のスクリーンショットを



にて披露しました。今回は実際にGNOME 40をインストールする方法を紹介します。GNOME 40に関してはFedora 33からFedora 34 Rawhideにアップグレードする方法とそこからGNOME公式のソースをビルドする方法とがあります。GNOMEのソースからビルドする方が最新のものをインストール出来るのでぜひチャレンジしてみて下さい。

Rawhideが35に切り替わって、Fedora 34のリポジトリが出来ました。それを踏まえて、--releasever=34に変えてください。この記事再検証する必要があります。

Fedora nightly composeが簡単でお勧めです。各Linux ftpサイトのfedora/linux/development を当たると有ります。

注意点

Fedora 34 Rawhide及びGNOME 40をインストールするにあたって注意することとして、まだBeta版でもないので実機本番環境は非推奨です。サブ機やVirtualBoxなどの仮想化環境にて楽しんで下さい。

fedora 34 Rawhide

GNOME 40を楽しむにあたって、まずはFedora 33な環境を用意し、Fedora 34 Rawhideにアップグレードします。アップグレード方法は、Fedora 32からFedora 33などへのアップグレードと同じです。

system-upgradeインストール

system-upgradeパッケージをインストールします。

sudo dnf install dnf-plugin-system-upgrade

system-upgradeダウンロード

system-upgrade用ダウンロードをします。releaseverの指定に34を指定します。またRawhideと書いてる箇所はFedora 34と読み替えてください。
(2021年2月15日(月)22時頃)

sudo dnf system-upgrade download --refresh --releasever=34

依存関係解決

パッケージ依存関係にエラーがあれば上記のコマンドに--allowerasingをつけて実行

system-upgradeリブート

system-upgradeダウンロード出来たら、以下のコマンドを打ってFedora 34 Rawhideへアップグレードを開始します。環境にもよりますが、数時間掛かると思います。

sudo dnf system-upgrade reboot

GNOME 40へようこそ

Fedora 34 Rawhideへアップグレード起動出来たら、GNOME 40が楽しめます。そのままお使い下さい。使い方がわかりにくかったりするかも?

ソースからビルド

Fedora 34 RawhideでもGNOME 40が楽しめますが、さらに最新のGNOME 40を使うならソースからビルドします。

dnf build-dep and install

mutterとgnome-shellパッケージをビルドするためのパッケージをインストールします。

sudo dnf build-dep gnome-shell mutter gtk4
sudo dnf install asciidoc

mkdir

ソースからビルドするための作業ディレクトリを作ります

cd 
mkdir ~/work
cd ~/work

mutter

mutterをビルドします。gitlabのGNOME公式からソースファイルを引っ張ってきてからビルドします。

git clone https://gitlab.gnome.org/GNOME/mutter
cd ~/work/mutter
meson _build --prefix=/usr/
sudo ninja install -C _build

gnome-shell

gnome-shellをビルドします。必ずmutterのビルドが終わってから実行して下さい。

git clone https://gitlab.gnome.org/gnome-shell
cd ~/work/gnome-shell
meson _build --prefix=/usr
sudo ninja install -C _build

再起動

ビルドとインストールが完了したら、再起動します。

最新のGNOME 40へようこそ

Fedora 34 Rawhideと少しUIが違うのが分かりますか?背景画像を変えたりすると横配置のワークスペースがわかりやすくなると思います。

gnome40-overview-workspace6

アンインストール

GNOME公式のgitlabのソースからFedora 34 Rawhideのものに戻したくなったら、以下のコマンドで戻せます。

cd ~/work/mutter
sudo ninja uninstall -C _build
cd ~/work/gnome-shell
sudo ninja uninstall -C _build
sudo dnf reinstall mutter gnome-shell

アップデート

アップデートするには、上記のアンインストール処理を施してから、

mutter

cd ~/work/mutter
sudo rm -Rf _build git pull meson _build --prefix=/usr/ sudo ninja install -C _build

gnome-shell

cd ../gnome-shell
sudo rm -Rf _build git pull meson _build --prefix=/usr/ sudo ninja install -C _build

として再起動します。

まとめ

Fedora 34 RawhideにアップグレードしてからGNOME公式の最新のソースからビルドする方法を紹介しました。GNOME 40の新UIの横方向に動くワークスペースをお楽しみ下さい。

おまけ

YoutubeにGNOME Live Codingしてる方がいますので、興味がある方は覗いてみてください。


また、ブログデザインをほんの少しだけ変えました。行間が詰まっていたので少しゆとりをもたせ、コマンド表示のマージンを少し多めに取り背景色を変えました。見やすくなっていると良いのですが。

参考リンク



FedoraでもAMD GPU ProドライバーOpenCLを使おう

はじめに

AMD GPUはFedora標準というかLinuxカーネルドライバーでも十分な性能で動く事が多いと思います。ですが、AMD GPU Proドライバーを有効にするとBlenderやdarktableでOpenCLを使ったレンダリングが出来ます。UbuntuやCentOSではAMDがサポートしていますが、Fedora用はありません。しかし、Fedoraでも有効に出来るので紹介したいと思います。

amd-radeon

注意書き

ここでのAMD GPU Proドライバーの導入はAMD公式でサポートされていないFedoraへのインストール方法です。動作保証外です。またこの記事に書いてあることについて責任はもちません。

対応カードの種類

AMD GPU グラフィックカードの種類については、私の環境ではAMD Ryzen 5 2400G内蔵GPUであるAPU Radeon™ RX Vega 11グラフィックスしか試していません。ドライバーダウンロードからこのドライバーダウンロードサイトに繋がるのはRX 400シリーズまではリンクが貼ってありましたが、あまり古いのは動かないかもしれません。最新のRadeon 6000シリーズではWindowsしかありません。

ダウンロード

AMD Radeon VII Previous Driversを訪れて、ページ中央辺りの【Previous】をクリックし、

【RHEL x86 64-Bit】→【Radeon™ Software for LinuxR Driver for RHEL 8.2 / CentOS 8.2】→【Download*】からダウンロードします。Radeon VII用ですが、Linuxでは共通ドライバなのでこれを使います。最新の20.45ではうまく動作しなかったので、Previousの20.40を使います。ダウンロードするファイル名は【amdgpu-pro-20.40-1147286-rhel-8.2.tar.xz】です。

ダウンロード先を/home/User/driver/だとします。Userは便宜合わせてください。

解凍展開

ファイルマネージャーにより、ダウンロード先を開きます。該当ファイルを右クリックして【ここで展開】をクリック。

リポジトリ

amdgpu proのdnf用リポジトリを/etc/yum.repo.d/amdgpu.repoに書きます。baseurl=の参照先を間違えないように気をつけて。

[amdgpu]
name=AMDGPU Packages
baseurl=file:///home/User/driver/amdgpu-pro-20.40-1147286-rhel-8.2
enabled=1
skip_if_unavailable=1
gpgcheck=0
cost=500
metadata_expire=300

パッケージインストール

xorg-x11-drv-amdgpu削除

xorg-x11-drv-amdgpuを利用している場合は、削除します。

sudo dnf remove xorg-x11-drv-amdgpu

インストール

amdgpu用パッケージをインストールします。以下のコマンドでインストールしてください。\を含めて一行ずつコピーしてください。

sudo dnf install -y --enablerepo=amdgpu \
    amdgpu-pro-core clinfo-amdgpu-pro  libdrm-amdgpu\* \
    libopencl-amdgpu-pro opencl-amdgpu-pro-icd \
    opencl-orca-amdgpu-pro-icd \
    vulkan-amdgpu \
    vulkan-amdgpu-pro \
    ocl-icd-amdgpu-pro

としてamdgpuコマンドでインストールします。この際以下のようなエラーが出ます。

失敗しました:
  amdgpu-core-20.40-1147286.el8.noarch
エラー: トランザクションが失敗しました

このamdgpu-coreのインストールが失敗しているのが気になりますが、OpenCLには関係ないようなので問題ないみたい。

icdファイルをリネーム

AMD GPU PRoドライバを優先的に読み込むようにmesa.icdをリネームしておきます。

 cd /etc/OpenCL/vendors/
sudo mv mesa.icd mesa.icd.bak

OpenCL有効か確認

clinfo

clinfo -l

AMD GPU Proドライバ有効化前

Platform #0: Clover
 `-- Device #0: AMD RAVEN (DRM 3.40.0, 5.10.13-200.fc33.x86_64, LLVM 11.0.0)

AMD GPU Proドライバ有効化前

Platform #1: AMD Accelerated Parallel Processing
 `-- Device #0: gfx902

Blender

BlenderでOpenCL有効になっているか確認します。【編集】→【プリファレンス】→【システム】で下図のようにOpenCLの枠が有効になっているか確認してみて下さい。

Screenshot from 2021-02-12 16-10-45

まとめ

FedoraでAMD GPU Pro ドライバーをインストールしてOpenCLを有効にする方法を紹介しました。Blenderでゴリゴリレンダリング出来るの気持ちいいですよ!のはずなんですが、Ryzen 5 2400G Radeon™ RX Vega 11グラフィックスでは、CPUでレンダリングして30分ぐらい掛かるものが数分速くなる程度なんですよね… もっと高性能なGPU持ちな方の感想が知りたいなあと思います

また、参考サイトではFolding@homeの計算にもOpenCLが使えるので試して見て下さい。

参考サイト

GNOME次期リリースGNOME 40をちょいとのぞき見

次期リリースGNOME 40

 Fedora 34に搭載予定のGNOME次期リリースをちょいとのぞき見としてスクショをお見せします。ガンガン開発進行中なのでFedora 34公式リリースのときには今と大分違うものになるかもしれませんが、Fedora 33 GNOME 3.38の時のUIとは大分様変わりします。スクリーンショットはちゃんと私の手元でGNOME40を準備したものを載せています。恐らく実際のスクリーンショットを掲載しての日本語の記事では初だしでは?

 そのUIですが、ワークスペースが今までは縦配置でしがた横配置になります。横配置といってもGNOME 2.xのときのタスクバーにちょろっと横に並んでいるような代物ではなくて、GNOMEのオーバービューで画面中央に横にワークスペースをスライドするようなものに変わってます。また、お気に入りや起動してるアプリのドックは左から下に配置換えしてます。以下スクショをちょろっと。

スクリーンショット

 デスクトップ画面アクティビティをクリックした時のオーバービューのスクショがこちら。

gnome40-overview

 壁紙の雪国の壁紙が横に並びワークスペースが横に並んでいます。アプリを横のワークスペースに移動させることで隣のワークスペースにスムースに移動させることが出来ます。

gnome40-overview-move-app2

 アプリグリッドでは、アプリアイコンをドラッグすることでそれぞれのワークスペースに配置出来ます。(LibreOffice Impressのアイコンが一番左のワークスペースに見えますか?)

gnome40-overview-move-app3

 アプリのウインドウを横に移動させるとワークスペースが移動出来るのは直感的で良いなと思いました。今の所、ワークスペースを増やす方法がGUIで出来なさそうでdconf-editorでしか変えられないかな?ワークスペースが並んでいる一番右にアプリを持っていくと自動で追加してくれるとかあるといいんだけど。

gnome40-overview-workspace6

 オーバービューで見えているアプリを掴んで上部のワークスペースに持っていって移動とかも出来ないなど色々改善する余地はありそうですが、ワークスペース横配置のアプリタスク切り替えの作業しやすい印象を受けました。

まとめ

GNOME 40の現在の開発状況のスクリーンショットを紹介しました。中々素敵なUIだと思っていていただければ幸いです。次の記事はこのUIを実際に試す方法を紹介しようかなと思います。

GNOME公式記事

FedoraでもSnapを使おう

snapインストール

FedoraでSnapパッケージが使えるようなので、FedoraでSnapをインストール有効化してみましょう。

snapstore

Snapインストール

Snapdパッケージをインストールします。

sudo dnf install snapd

クラシックなSnapサポート

クラシックなSnapを有効にするために、シンボリックリンクを貼っておきます。

sudo ln -s /var/lib/snapd/snap /snap

Snapストア

続いて、GUIでインストール出来るSnap Storeをインストールします。

sudo snap install snap-store

snapアプリ例

せっかくFedoraでsnapを使えるようにしたので、snapでインストール出来るアプリを2例ほど。GNOMEソフトウェアと似ているUIでSnap Storeが使えます。

Chromium

snapでインストールする定番のブラウザChromiumです。ちゃんと起動してsnapでは不具合が起こりがちな日本語入力も大丈夫。

Permission

Snap StoreでPermission設定があるのでカスタマイズしておくこと。

snap-chromium-ed

PowerShell

Microsoft製のPowerShellもWineなしで使えます。WineでPowerShell使えるかは知りません汗

snap-powershell-ed

まとめ

FedoraでSnapアプリを使う方法を書きました。コマンドでアプリを呼び出すとcgroup2ほにゃららと出てるものもありすべての機能が使えるとは限らないものもあると思いますが、Ubuntuの資産が使えるのは大きいと思います。しっかり遊んで行きましょう。

参照元: Installing snap on Fedora - snapcraft

Blenderがクラッシュする!

状況

Blenderで




のレンダリングをしてたら、頻繁に落ちます。クラッシュですね。Blenderバージョンは2.91.0-2です。


Blender公式に2.91.2が来ており、こちらで数女感テストした限りではクラッシュせず、バグ修正済みだと思います。Fedora kojiビルドシステムでビルドされており、アップデートが来ると思います。(2021年2月10日(水))

プリファレンス

プリファレンス弄ったりしてましたが、改善されず。early OOMのせいでメモリギリギリで落ちてるのかなと思って、topコマンドで監視しても1GBぐらいは残ってる。3日くらいレンダリングしても落ちたり落ちなかったり…

config

.config/blender消して設定リセットしても、改善されず。

こういう時は端末からコマンド叩いてエラーメッセージを見てみるのが定石で、GNOME端末のコマンドをblender &してみたら以下のように。

Read prefs: /home/kenken/.config/blender/2.91/config/userpref.blend
Read blend: /home/kenken/bench/blender-barber/barbershop_interior_gpu.blend
警告: ファイル保存時にデータ消失の可能性があります! 「Smoke」モディファイアーは非推奨です(オブジェクト: GEO-hairdryer_body)
警告: ファイル保存時にデータ消失の可能性があります! 「Smoke」モディファイアーは非推奨です(オブジェクト: GEO-hairdryer_body.003)
LLVM triggered Diagnostic Handler: Illegal instruction detected: VOP* instruction violates constant bus restriction
renamable $vgpr4 = V_CNDMASK_B32_e32 32768, killed $vgpr5, implicit killed $vcc, implicit $exec
LLVM failed to compile shader
radeonsi: can't compile a main shader part
LLVM triggered Diagnostic Handler: Illegal instruction detected: VOP* instruction violates constant bus restriction
renamable $vgpr4 = V_CNDMASK_B32_e32 32768, killed $vgpr4, implicit killed $vcc, implicit $exec
LLVM failed to compile shader
radeonsi: can't compile a main shader part

とログが出て、LLVM failed to compile shaderというとこと、 radeonsi: can't compile a main shader partが気になります。前者でググるとRedHat Bugzillaがヒットしました。その報告の中でdeveloper.blenderのやりとりだと、Fedora33のPython 3.9に起因するもののようです。Blender 2.91-2ではバグフィックスしたよと書いてあるんですが、まだクラッシュするよということだけ、報告しておきました。もう少し具体的に書いておくべきでしたが。

Flatpak版

Flatpak版では落ちないとBugzillaのとこでも書いてあり、こちらで試したところでも一昼夜アニメーション回しても落ちていません。Flatpakのサンドボックスのpythonが3.9を使ってないのでしょう。GPUを使ったレンダリングは出来なさそうなのでCPUのレンダリングのみです。GNOMEソフトウェアでblenderを検索し、GNOMEソフトウェア右上に対象リポジトリを変えるプルダウンがあるので、そこを"Flatpak"を選んでインストールしてください。また、Flatpak版はコマンドblenderからでは実行出来ず、GNOMEならOverviewなどのGUIからの起動にしてください。普通のBlenderとは別のアイコンが出来てるはずです。

まとめ

これ以上はやれる事はないので、アプデくるまでFlatpak版を使えば良いでしょう。アプデ来たらまた記事にします。

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