状況
AMD APU のテアリング(チラツキ)問題が出てのがわかり、その解決方法をメモ。 私のCPUはAMD Ryzen 2400GRadeon™ Vega 11でこの事象が起きました。恐らく、Ryzen 3 2200G Vega 8グラフィックスでも同様に出るでしょう。その他、G付きのAthlonでも有効でしょう。amdgpuドライバに対しての設定を行うので、AMDのグラボRadeonのGPUでも直るのかな?この設定方法はUbuntuでも共通なので、試してみて下さい。というか元記事はUbuntu。 Ubuntuの方はそのままに、Fedoraな方はディスプレイマネージャーをWaylandからX11に変えている方対象のみなはずなんですが、テアリングがあるという方は試してみると良いと思います。
設定
設定には昔懐かしのxorg.conf
関係です。といっても直接xorg.confに触るのではなく、xorg.conf.d
です。/etc/X11/xorg.conf.d
ディレクトリがあるはずですがなければ、
sudo mkdir /etc/X11/xorg.conf.d
を作り、管理者権限(コマンド前にsudo)で/etc/X11/xorg.conf.d/30-amdgpu.conf
をエディタで開いて
Section "Device"
Identifier "AMD"
Driver "amdgpu"
Option "TearFree" "true"
EndSection
あとは、再起動!!最初は動画の画質が悪いだけなのかなあと思ってたんですが、これで直りました。
Driver "amdgpu"のところは、Ubuntuのバージョンによっては、Driver "radeon"かもしれません。
参考: Screen Tear in 19.04 on Ryzen 5 2400G
コメント
コメント一覧 (4)
相変わらずにLinuxライフを過ごしているようでなによりです。
AMDの性能が上がり、次の自作パソコンに使おうかと思っていたCPUだったので、Linuxでの相性や動画のテアリングが気になっていました。
なかなかLinuxでテアリング無しに一発で決まることは相変わらず難しいですね。
でも、海外のニュースでFedora搭載lenovo、ThinkPadが出るらしいので日本でも出てくれればこの手の問題からは開放されますね。
ま〜、それを使う限りですが...。
久々に見たので懐かしさから長文になってしまって申し訳ない。
Fedoraを使ってDVDが再生されない時に参考にさせて貰ったのは良い思いです。
それではまた。
けんけん
がしました
fedora33が近年稀に見るビックリリースになるというので興味津々です。
デフォルトファイルシステムがBtrfsに変わり、swapはZramスワップに。パッケージビルドはLTOが有効化されデフォルトエディタがnanoに変わるらしいです。
余りの変更点の多さにFedora13の再来か、などと思ってしまいますが、この一見無茶じゃないみたいな所がFedoraらしくて良いななんて勝手に思ってます。
ズラズラと勝手に書きましたが再びFedora愛が燃え上がりそうです。
それではまた。
けんけん
がしました