連投です。
くま太郎さんのコメントにより【解決済み】となりました。ありがとうございます。
フォントファイル名がFedora36で変更になっていたので追記(2022年6月27日(月))

 Firefoxで某クレジットカード会社の明細書のPDFが想定していたように表示されず、枠網掛けは表示されるのですが、肝心の文字と数字が見えません。Firefox内蔵のPDFビューアでもEvinceでも見えません。1ヶ月前は見れたと思うのですが…

 まさかと思ってChromeに切り替えてみると、内蔵PDFビューアだと問題なく見れます。Evinceに渡すとやっぱりダメ。仕方がないので、Chrome内蔵PDFビューアから印刷したら今度はこれもダメ。印刷パネル設定項目に【画像として印刷する】を選ぶといけました。これ判明するまで小一時間掛かったな。WindowsでもFirefox経由でもダメなのか調べたいところですが、またの機会にでも。

【解決方法】

Firefoxでの解決方法はわかりませんが、Evinceで表示する方法は分かりました。以下のように該当フォントのfontconfigをリネームします。

cd /usr/share/fontconfig/conf.avail/
sudo mv 65-google-droid-sans-fonts.conf 65-google-droid-sans-fonts.conf.bak

Fedora36では、

 sudo mv 66-google-droid-sans-fonts.conf 66-google-droid-sans-fonts.conf.bak

とします。

この方法だと、パッケージのアップデートが来たときに再度更新する必要があります。この設定ファイルのありかはファイルをリネームする前にrpmコマンドを叩くと分かります。

rpm -qf /usr/share/fontconfig/conf.avail/65-google-droid-sans-fonts.conf

google-droid-sans-fonts-20200215-9.fc34.noarch

上記のようなパッケージ名です。思い切って削除してもいいでしょうが、このパッケージをアップデートされないように除外しておきます。ファイル名/etc/dnf/dnf.confに以下を記述します。

exclude=google-droid-sans-fonts

excludeの行がすでにあれば、【,】で区切ってください。これでdnfのアップデート時に無視してくれます。GNOMEソフトウェアなどのGUIアップデータでも反映されるかは不明です…


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