以下、実際に試していない状態で手順を書きます。
失敗しても責任はもちませんので、ご注意を。

アップグレードする際、アップグレードに失敗する可能性もあるので、バックアップと Fedora 18のインストールディスクもしくは、USBメモリを用意しておきましょう。

DVDイメージであれば、アップグレードも出来ます。

また、Windowsや他のOSとのデュアルブート、マルチブートしていれば、これらのデータもバックアップを。 (USBメモリは、バックアップするメモリとは別で用意すること。

アップグレード手順

アップグレード方法は、Upgrading -Fedora Projectを見ていただけると良いですが、英語…

一番簡単な方法は以下の方法。

インストールメディアイメージを使ったアップグレード

インストールメディアを使ったアップグレード方法。

  • ファイルマネージャー以外の起動しているアプリケーションはすべて閉じます。(もちろん、データを保存して。)
  • ホームディレクトリ/homeと/etc、自分で作成したファイル、rpmリストをバックアップ。バックアップ方法は、記事後半を参照の事。
  • インストールメディアを挿入して、システムを再起動。今のシステムが起動してしまったら、BIOSで光学ドライブやUSBがHDDより先に読み込まれるように設定してある事を確認。
  • インストール開始。DVDメディアならアップグレードが可能。通常のLiveCDイメージだと/homeパーティションを分けてなかったら、HDDのデータをすべて消してインストールされる。バックアップをとってあるなら、そのままインストールしてしまってOK。
  • デュアルブート、マルチブートしている方はパーティションの選択を特に慎重に。
  • OKならインストール開始。
  • rpmfusionなどのリポジトリをインストールして、パッケージをインストール。バックアップしてあったパッケージのリストを使ってインストール。
  • バックアップしてあったファイルを復元。

インストールメディアを使わずにアップグレード

インストールメディアを使わずにアップグレードする方法は以下の方法。 失敗してもいいように、インストールメディアを念の為用意しておくこと。

  • ファイルマネージャー以外の起動しているアプリケーションはすべて閉じます。(もちろん、データを保存して。)
  • ホームディレクトリ/homeと/etcとパッケージリストを最低限バックアップ。
  • Fedoraの公式リポジトリ以外のリポジトリは、一時的に無効に。
  • F17へのアップグレードはpreupgradeコマンド。(F18へアップグレードしたい人もまずはF17にしてから。)
  • F18へもアップグレードしたい場合は、fedupでアップグレード。
  • アップグレードが成功したら、su -c "(yum clean all; yum update)"でパッケージをアップデート。
  • Fedoraの公式リポジトリ以外のリポジトリを有効にし、su -c "yum update"でアップデート。

と行ったところです。

バックアップ方法

バックアップの方法を紹介します。とても簡易な方法。本当は、tarコマンドとかで圧縮したほうがいいんだけど。

/home個人データのバックアップ

USBメモリや外付けHDD、光学メディアを挿入してください。 空き容量に注意!!

ファイルマネージャーを開き、表示→隠しファイルを表示するを選択し、 隠しファイルを表示させます。

[Ctrl]+a(Ctrlキーとaを同時押し)すべてのファイルを選択し、コピーを選びます。

コピー先のUSBメモリ、ドライブを左のツリーを選択し貼り付けます。(容量によっては時間がかかります。触らずに他のことでもしてましょう!)

その他、他のユーザーファイルや自分で保存した違うディレクトリ(フォルダ)があれば、同様の手順でバックアップします。

/etc設定ファイルのバックアップ

データをバックアップする先を/run/media/$USER/disk/とします。diskのところは、ls /rum/media/$USERを実行して、リストアップされたものに置き換えてください。

su -c "cp -av /etc /run/media/$USER/disk/"

rpmのリスト

インストールしてあるパッケージのリストを取得して、Fedoraの新しいバージョンでもアプリケーションをインストールしてしまえるようにしておきます。

rpm -qa %{NAME} |sort|tee f17-rpm.log
cp f17-rpm.log /run/media/$USER/disk/

rpmリストからのパッケージのインストール

Fedoraのアップグレードが無事完了したら、上記で取得したリストを使ってパッケージをインストールします。

sudo yum install `cat /run/media/$USER/disk/f17-rpm.log`

とすれば、一気にインストールしてあったパッケージがインストール出来ます。

バックアップからの復元

バックアップしてあったファイルを復元します。 バックアップを復元する前に、アップグレード後のホームディレクトリのファイルをバックアップしたディレクトリとは別の場所にコピーしておきます。

バックアップをする方法と同様の手順で、外部メディアからホームディレクトリにコピーペーストします。

次にバックアップを復元する手順は、外部メディアからホームディレクトリにコピーします。

アプリケーション起動の確認

隠しファイルの互換性を確認するため、一通りアプリケーションを起動してみてください。

起動しないものは、アプリケーションを終了して、アップグレード後の隠しファイルに置き換えます。ファイルが複数に渡っている場合もあるので、気をつけて。

/etcファイルの復元

/etcファイルを復元します。 ですが、全部のファイルをコピーしてはいけません。

ファイルの置き場所がF18から/etc/sysconfig以下のファイルは違う場所に変更されています。(シンボリックリンクが貼ってある?) なので、

sudo cp hoge /etc/

などして一個一個コピーします。/etc以下のディレクトリは便宜同じファイルがあるディレクトリで。

場合によっては、ファイルの基準方式が変更されている場合もあるので、コピーする前にファイルを確認するのを忘れずに。

終わりに

うまくアップグレード出来たでしょうか? 実はこの記事を書きながら私はWindows 8RPをFedoraが入っているパーティションをgpartedで領域を作ってからインストールしようとしています。

成功したら、gpartedの使い方なども紹介紹介と思います。

それでは、新しいFedoraライフをお楽しみください。

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