問題点
Fedora上でVirtual-boxを使用していると、USB周りで以下のようなエラーが出ててUSBデバイスのパススルーが使えませんでした。ですが、解決方法がわかったので紹介します。ぐぐっても英語ばっかりで苦労しました。
追記:Fedora17ではvboxusrsグループに追加するだけでOK。
error message
USBサブシステムのアクセスに失敗しました。 Could not load the Host USB Proxy Service (VERR_FILE_NOT_FOUND). The service might not be installed on the host computer.

Virtual-boxのインストール
Download VirtualBox for Linux HostsからFedora用のrpmを選択して、そのままインストールするだけっす。
Extenstion Packのインストール
USBを仕様出来るようにVirtualBox Extension Packをインストールします。Download VirtualBoxのVirtualBox 4.1.14 Oracle VM VirtualBox Extension Pack All platformsをクリックしてインストールします。
設定
設定方法は、vboxusersのGIDを調べ、usbfsをマウントし、ユーザーをvboxusersグループに追加して、再起動すればOKです。
vboxusersのGIDの調査
まずvboxusersのGIDの確認。
sudo cat /etc/group |grep vboxusers |awk -F : '{print $3}'
1002
この際、帰ってきた値をメモしておく。
ディレクトリ作成
マウントするディレクトリを作成します。
sudo mkdir /vbusbf
/etc/fstabの設定
ここは要らない。(2016年6月11日(土))usbfsでマウントすることを/etc/fstabに指定します。この際、devgidの値は上のvboxusersのGIDを指定します。Fedora16だと大抵1002ですが、Fedora15より前なら501か502かも。便宜設定してください。
none /vbusbf usbfs rw.devgid=1002,devmode=664 0 0
add vboxusers group
ユーザーにvboxusersグループを追加します。ここでは、ユーザー名をkenkenとしていますが、ご自分の環境に合わせてください。それにしても、何故にman usermodで日本語のmanだと-aオプションが無いかね。
sudo usermod -a -G vboxusers kenken
設定が終わったら…
設定が終ったらFedoraタソを再起動しましょう。参考リンクでは、mount -aでOKと書いてあるんですが、再起動する必要がありました。
これで、来年の年賀状の宛名印刷は仮想化ゲスト上のWindowsから印刷出来る♪〜(´ε` )
合わせて読みたい。

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