私のblogでは、
忍者のアクセス解析ツールズを使用させていただいていますが、
いまだに古いバージョンのFedoraを使用している方が多いようです。
11より前ののセキュリティアップデートは一切ありません。
研究などでライブラリの依存関係が
心配な場合をのぞき早急にアップデートしましょう

現在のFedoraの最新versionは12です。


バックアップ方法


まず、十分な空き容量のある(ご自分のデータ量による)
外付けのHDDもしくはUSBのメモリスティックなどの
外部メディアを用意し、USB端子に挿入します。
このとき、外付けのHDDやUSBメモリスティックの
マウント先を/media/usbとします。
(状況によって異なるので注意して下さい。)

ログアウトします。

そして、
[Ctrl]+[Alt]+[F2]でコンソール画面(真っ黒な画面)に切り替えます。
ユーザー名、パスワードを入力(入力時何も表示されませんので注意!!)

su
(rootのパスワード入力)


cd /
tar cvzf home.tar.gz /home
tar cvzf etc.tar.gz /etc
tar cvzf var.tar.gz /var
tar cvzf user_local.tar.gz /usr/local
rpm -qa --qf %{NAME}"\n"|sort > rpm.list
cp -a home.tar.gz etc.tar.gz var.tar.gz usr_local.tar.gz rpm.list /media/usb



インストールメディアの用意


Fedoraのバージョンが11以前のバージョンを使用しているなら、
ISOイメージをCDもしくはDVDに焼いて、
アップデートなしにインストールする方がお勧めです。
(preupgradeやyumでのアップデートは、バージョンを一気に飛ばして
アップデートするとシステムが壊れる恐れがあるので、
注意が必要です。)


次に、最新のバージョンのFedoraのISOイメージをダウンロードして、
インストールしましょう。
バージョン12であれば、
riken
iij
dti
などからダウンロードしてください。

ISOイメージをダウンロードしたら、
k3bなどでISOイメージをDVDもしくはCDに焼き込みましょう。
ファイルとしてではなく、
イメージファイル、ISOイメージを焼くということに注意しましょう。


インストール


きちんとバックアップがとれていることを確認したら、
さっそく、DVD、CDをPCに挿入し、
BIOSでDVD、CDから起動する設定にしているか確認し、
インストールをスタートしましょう。

インストール時に、
/homeパーティションを分割しておくと
今後のアップデートが楽になると思います。


Fedoraのインストールが終了したら、
Fedora 12 インストールノートinstall notes!
を参考に必要なアプリケーションをインストールしてください。
また、他に個人で必要なアプリケーションがありましたら、
インストールしましょう。
上で、rpm.listを作成しているので、
Fedora 12をインストールした環境で、

rpm -qa --qf %{NAME}"\n"|sort > 12rpm.list
とした後、
バックアップをとった、
外付けHDDもしくは、USBメモリスティックを挿入し、

cp /media/usb/rpm.list ~/
diff 12rpm.list rpm.list

として不足しているアプリケーションをyumを使ってインストールしましょう。
ただし、libに続くようなアプリケーションは、
ライブラリ関係なので、
他の主要なアプリケーションをインストールすることで、
勝手にyumが必要に応じてインストールしてくれるので、
ほとんどの場合無視して良いと思います。


バックアップの復元


あとは、バックアップしたデータの復元です。

cd /home/hogehoge

hogehogeは作成したユーザー名で置き換えて下さい。

mkdir backup
mv /media/usb/*tar.gz backup

とし、必要なファイルを自分のユーザーディレクトリ以下に
移動させていけば良いでしょう。
.から始まる設定ファイルは、
GNOMEのバージョンが急激に変化した場合は互換性がない場合があるので、
コピーさせてみては不具合があれば削除し、念のためログアウトして
様子をみる。と言う具合にちょっとずつデータを移行しましょう。

/etc関係は通常デスクトップ用途であればほとんどデータを
移行する必要はないと思われます。
サーバー目的で使用されている場合は、
一個ずつ慎重に。
アプリケーションのバージョンアップにより、
設定ファイルに互換性がない場合がありますから。

/var以下もサーバー目的でなければほとんど移行は必要ないと思われます。


これでFedoraのバージョンアップは終了です。
あとは、デバイスドライバなどの導入が必要な場合は、
各自導入を。