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google検索で画面の解像度の変更で来られた方へ。

Fedora 12 13 14、Ubuntu 9.10 10.04 10.10で画面の解像度の変更をしたい場合は、
以下のリンクへ。
Linuxリナックスの画面の解像度を変更する最後の手段!!
今時のLinuxの画面の解像度の変更 for Fedora 12 and Ubuntu 10.04 9.10
xorg.confが見つからない!! on Fedora 10 11 12 13 14 and Ubuntu 10.10 10.04

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これより下は賞味期限切れの情報です。
Fedoraのバージョンが古い場合のみ有効です。
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1. 問題点


Fedora Coreは、ほとんどのデバイスで自動で認識してくれます。

ディスプレイの設定については、
Fedora Coreでは、最初のインストール時に、
[ディスプレイの設定]で設定可能です。

通常は、[ハードウェア]のタブを押すと、
[モニタータイプ]と[ビデオカードタイプ]を選択でき、

[モニター設定]のタブを押すと、
[解像度]と[色の深さ]が選択できます。

ですが、

下図のように、画面の解像度が、1024×768は選べず、
800×600640×480しか選択できませんでした。

画面の解像度を1024×768に設定する方法を解説します。

キーワード:NeoMagic NM2200,xorg.conf,hsync out of range,linux



私のホームページ:http://fedorakenken.at-ninja.jp/







Fedora Core logo





ディスプレイの設定









仕方がないので、
とりあえず
[解像度]を[800×600]、
[色の深さ]を[数百万の色]を選択しました。



2. スペック



画面の解像度を設定するためには、
まずは、PCのモニターとビデオカードタイプを
VAIOの公式サイトで調べると、














グラフィックアクセラレーターNeoMagic MagicMedia 256AV NM2200)
ビデオメモリー2.5MB(ビデオチップに内蔵)
液晶表示装置13.3型、XGA対応、TFTカラー液晶
表示モード1,024×768(最大約1,677万色)
800×600(最大約1,677万色)
640×480(最大約1,677万色)


となっています。



3. /etc/X11/xorg.confの設定



Fedora Coreのインストールが終了した後も、
GNOMEのなら、[デスクトップ]→[システム設定]→[ディスプレイ]
で、解像度と色の深さを設定できますが、
結局、1024×768の解像度しか選べませんでした。

そこで、/etc/X11/xorg.confを直接設定します。


3.1. テキストモード(ランレベル3)への移行


/etc/X11/xorg.confを編集し、
設定を反映するためには、
Xの再起動が必要になります。

グラフィックモード
(ランレベル5:通常のデフォルトインストールのままなら、
この設定になっているはず)では、
Xの再起動がしにくいため、
まずは、テキストモード(ランレベル3)に変更します。

/etc/inittabを編集しても、変更ができますが、
設定を反映するには、再起動が必要なので、
rootになって、コマンドから、以下の様にすると、
テキストモードに即座に移行できます。

$su
(パスワードを入力)
#init 3



3.2. /etc/X11/xorg.confの編集の準備


エディタで/etc/X11/xorg.confを編集します。
念のため、元のファイルをxorg.conf.origとして保存しておきます。
(常に、.origの拡張子を付けて、
コピーをしてから設定ファイルを編集する癖を付けておきましょう。)


#cd /etc/X11
#cp xorg.conf xorg.conf.orig
#vi xorg.conf



3.3. /etc/X11/xorg.confでの解像度の変更


実際に解像度を変更します。

#diff -u xorg.conf.orig xorg.conf > xorg.conf.diff

以下は、xorg.conf.diffのファイルの内容です。

--- /etc/X11/xorg.conf.orig 2006-03-18 12:50:29.000000000 +0900
+++ /etc/X11/xorg.conf 2006-03-18 15:22:45.000000000 +0900
@@ -120,12 +120,12 @@
SubSection "Display"
Viewport 0 0
Depth 16
- Modes "800x600" "640x480" #変更前
+ Modes "1024x768" "800x600" "640x480" #変更後
EndSubSection
SubSection "Display"
Viewport 0 0
Depth 24
- Modes "800x600" "640x480" #変更前
+ Modes "1024x768" "800x600" "640x480" #変更後
EndSubSection
EndSection


上のファイルxorg.conf.diffの結果は、

先頭に-が付いているものが"変更前の設定"で、
先頭に+が付いているものが"変更後の設定"です。

先頭に-や+の付いていない部分は、
-や+が付いている変更部分の上下3行文を表示していて、
"両方のファイルの変更がない部分"です。

(※diffについては、また解説します。)


Modesから始まるが行が解像度の設定に相当します。
ここでの変更の意味は、
変更前は、解像度を800×600と640×480を設定していて、
変更後は、解像度を1024×768と800×600と640×480を設定しています。

解像度が幾つか並べて書かれていますが、
もし、解像度を800×600から、640×480にしたければ、
[Ctrl]+[Shift]+[-](NumLockをONにして)を押すと、
解像度を変更できます。


3.4 解像度の確認の仕方

3.4.1 ウィンドウマネージャーの変更


後で、理由は述べますが、
解像度が変更されたかどうかを確認するには、
~/.xinitrcに

exec twm

としておいてください。
もし、他にexecから始まる行があれば、
先頭に#を加えて、コメントアウトしておいてください。


3.4.2. Xの起動


/etc/X11/xorg.confの設定を書き換えたら、
コンソールから、

$startx


とすると、Xが起動できます。

しかし、
この解像度の設定の部分を変更するだけでは、
解像度が1024×768にはなりませんでした。


3.4.3. Xの終了


解像度の確認が済んだら、
ログアウトして、Xを終了してください。
もし、ログアウトができないようであれば、
[Ctrl]+[Shift]+[BackSpace]を押してください。


3.4.4 ログファイルの確認


上記の方法で、解像度を設定しましたが、
解像度が1024×768になりませんでした。

そこで、原因を追求するために、
ログを調べます。
Xの起動のログファイルは、
/var/log/Xorg.0.logにあります。

このログファイルを

#cat /var/log/Xorg.0.log|grep "1024x768"|uniq


として、確認すると以下のような内容でした。


(--) NEOMAGIC(0): Panel is a 1024x768 color TFT display
(II) NEOMAGIC(0): Not using default mode "1024x768" (bad mode clock/interlace/doublescan)
(II) NEOMAGIC(0): Not using default mode "1024x768" (hsync out of range)
(II) NEOMAGIC(0): Removing mode (576x432) larger than the LCD panel (1024x768)
(II) NEOMAGIC(0): Removing mode (640x480) larger than the LCD panel (1024x768)
(II) NEOMAGIC(0): Removing mode (640x512) larger than the LCD panel (1024x768)
(II) NEOMAGIC(0): Removing mode (800x600) larger than the LCD panel (1024x768)
(II) NEOMAGIC(0): Removing mode (896x672) larger than the LCD panel (1024x768)
(II) NEOMAGIC(0): Removing mode (928x696) larger than the LCD panel (1024x768)
(II) NEOMAGIC(0): Removing mode (700x525) larger than the LCD panel (1024x768)
(II) NEOMAGIC(0): Removing mode (800x512) larger than the LCD panel (1024x768)
(II) NEOMAGIC(0): Not using default mode "1024x768" (bad mode clock/interlace/doublescan)
(II) NEOMAGIC(0): Removing mode (576x432) larger than the LCD panel (1024x768)
(II) NEOMAGIC(0): Removing mode (700x525) larger than the LCD panel (1024x768)
(II) NEOMAGIC(0): Removing mode (640x400) larger than the LCD panel (1024x768)
(II) NEOMAGIC(0): Removing mode (840x525) larger than the LCD panel (1024x768)
(II) NEOMAGIC(0): Removing mode (960x600) larger than the LCD panel (1024x768)
(II) NEOMAGIC(0): Not using mode "1024x768" (no mode of this name)


特に、Not using default mode "1024x768" (hsync out of range)という行は、水平同期周波数のレンジからずれていると出ています。
そこで、水平同期周波数を設定します。


3.5. 水平/垂直同期周波数の設定

3.5.1. 水平/垂直同期周波数の設定


上で述べたように、
水平同期周波数のレンジがずれているので、
エディタで設定し直します。

以下のように修正しました。


--- /etc/X11/xorg.conf.orig 2006-03-18 12:50:29.000000000 +0900
+++ /etc/X11/xorg.conf 2006-03-18 15:22:45.000000000 +0900
@@ -98,7 +98,7 @@
Identifier "Monitor0"
VendorName "Monitor Vendor"
ModelName "Unknown monitor"
- HorizSync 31.5 - 37.9
+ HorizSync 30.0 - 70.0
VertRefresh 50.0 - 70.0
Option "dpms"
EndSection


水平同期周波数は、HorizSyncから始まる行で、
垂直同期周波数は、VertRefreshです。

水平周波数の変更点は、
変更前は31.5 - 37.9とし、
変更後は30.0 - 70.0としています。


そうして、Xを起動して、確認すると、
解像度が1024x768で見事に表示されました。


3.5.2. 設定のくり返し


もし、解像度が変更されていなければ、
水平/垂直同期周波数を変更し、
3.4 解像度の確認の仕方に従って、
解像度が目的の値に変更されているか確認します。

この記事では、すんなりと設定できているように見えますが、
何十回も設定し直しています。

水平/垂直同期周波数を

大きく値を変更すると、

グラフィックカードを壊す可能性があります。

少しずつ、値を変更しましょう!!!!



4. GNOMEでの設定



ここまでの設定で、解像度が目的の値になりました。
そこで、

#init 5


とし、グラフィカルモード(ランレベル5)にすろと、解像度が1024×768ではなく、800×600となっていました。

これは、[デスクトップ]→[個人設定]→[画面の解像度]
→[解像度]→[目的の解像度(今回の場合、1024×768)
で、自分のユーザーの解像度に変更できます。

この上の設定がしばらく気づかなくて、
twmでは解像度が目的の値になっているのに、
GNOMEでは目的の値にならなくて、苦労しました。



もし、うまくいかない設定できない場合は、
コメントお待ちしています。

私のホームページ:http://fedorakenken.at-ninja.jp/

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