HPのプリンタを使いましょう。
今回、使用したプリンタは下のPSC 1510です。
HP オールインワンプリンタ PSC1510 [Q5886C#ABJ]


HPのプリンタはLinux用にドライバが提供されています。

もちろん、FreeBSDでも使えます。
また、この方法でほとんどのPSCシリーズで使えるようになります。




追加
cupsを使った印刷では、
Firefoxから印刷をする場合を覗いて、
日本語の印刷ができません。

lpdを使ってHP PSC1510のプリンタで印刷しよう! on FreeBSD
の記事で説明しているlpdを使った印刷の設定をすることをお勧めします。

キーワード:HP PSC,cups,hpijs,rc.conf,cupsd_enable






1. インストール


HPのプリンタドライバのインストールをしましょう。

#pkg_add -rv hpijs


続いて、最新のプリンタシステムcups
のインストールをします。

#pkg_add -rv cups


2. デーモンの起動・停止


インストールが完了したら、
BSDネイティブのプリンタデーモンのlpdをとめます。

/etc/rc.d/lpd stop


つづいて、/etc/rc.confに以下の内容を加えます。

lpd_enable="NO"
cupsd_enable="YES"


そして、
cupsサービスを起動します。
デフォルトの設定では、

#/usr/local/etc/rc.d/cupsd.sh start


これで、cupsが起動できたと思います。
念のため、psコマンドで確認します。

ps aux|gerp cups
root プロセス番号 0.0 0.2 5092 856 ?? Ss
7:53PM 0:00.18 /usr/local/sbin/cupsd(本当は1行)

とかでたらOKです。


ここまでで、HPプリンタドライバ、cupsの導入が完了しました。


3. cupsによるプリンタの設定


ここからプリンタの設定です。

ブラウザでURL http://127.0.0.1:631にアクセスします。

すると、次の写真のようになると思います。

cups

User NameとPasswordを尋ねられるので、
User Nameはrootで、
Passwordはrootのパスワードを入力してください。

あとは、選んでいくだけです。

Do Administration Tasksを選択。
add printerを選択。

Name: HPprinter(なんでもよい。)
Location:localhost
Description:HP PSC1510

とします。

続いて、プリンタドライバの選択です。

下の写真のようにドライバ選択の画面になると思います。

cups2

この画面では、USB Printer #1
を選択。

*ここで、USB Printer #1が出てこない場合は、

#/user/local/etc/rc.d/cups restart

してください。

そして、Model/Driver for HPprinterでは、
もちろん、HPを選択。

続きのModel/Driver for HPprinterでは、
完全に対応したドライバは見当たらないので、
HP PSC1600 Foomatic/hpijsを選択。

で、そのまま、HPprinterのリンクをクリックして、
testprintすると、印刷ができます。

素晴らしい!

参考にした本はこちら。

お勧めのFreeBSDの書籍